ソフトバンクpepperに馬鹿にされた日
先週末に、東京の表参道にあるソフトバンクショップに行って、話題のロボット「pepper」に会ってきた。私は、ロボットが大好きだ。
見た目の印象は思ったよりも大きく、これを家に置ける人は限られるんじゃないかと思った。可動式だし。
顔については、これは好みが分かれるような気がする。
私は、かわいいというより、ちょっと怖いという印象を受けた。目が丸々とハッキリとしていて、ものすごく凝視されている感があるからかもしれない。
私の順番が来るまで他の人との会話を聞いていたら、pepper はかなりよくしゃべるようだ。会話がを楽しみに自分の番を待った。
pepperとの会話は、pepperと呼びかけるところから始まる。
私:「ペッパー!」
P:「・・・」
私:「ペッパー!」
P:「・・・」
いきなり無視である。
まぁ、そうは言ってもまだリリースしたてで、来年2月の販売まで店頭でデータを集めている段階だから、仕方ない。こういう無視も含めてのテスト期間なのだ。
改めて、今度はpepperでも聞き取りやすいような声(気持ちキーを高めな声)で話しかけてみる。
私:「ペッパー!」
P:「・・・」
私:「ペッパー!」
P:「・・・」
やはり無視である。
ソフトバンクショップの店員さんが言うには、このpepperの調子が悪いようだ。
そこで、このpepperは一時お休みで、別のpepperが裏から登場してきた。
右側のpepperが代打のpepperだ。
この代打pepperの前に立ち、話しかけようとした時、pepperから先に話しかけられた。
P:「突然ですが、あなた特徴的な顔してますね!」
私:「!!!」
なんたることか。おっしゃる通り突然ですよ。
しかも、自分でも特徴的な顔だと思っているところに、突然すぎました。
(後になって冷静に考えると、pepperの顔認識の精度は高いと言える)
しかし、ここは平静を装い返事をしてみた。
私:「そうかな?ペッパーの方が特徴的な顔・・・」
P:「では、ここでpepperのショータイムが始まるよ!」
私:「!!!」
私の発言に答えることなく、pepperはショータイムに入っていった。
内容はマジックショー。
正直、マジックショーの内容は覚えていない。
ただ、「あなた特徴的な顔してますね」というセリフが頭の中をリフレインする。
結局、マジックショーまで見て、私の持ち時間は終了となった。
私は、pepperに馬鹿にされっぱなしのまま帰った。
私は、人間からだけでなくロボットからも「変わっている」と思われているようだ。
なんかへこむ。
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